盲導犬は、目の不自由な人が安全に歩くのをサポートする犬です。道路の端に沿って一定の速度でまっすぐ歩いたり、交差点や段差で止まったり、障害物をよけて歩いたりします。
目の不自由な人は、目的地までの道順を頭で想像しながら、ハーネスから伝わってくる盲導犬の動きや周りの音の変化などを参考に周囲の状況を判断し、盲導犬に指示を出して歩いています。 |
介助犬は、身体の不自由な人の生活をサポートする犬です。
落とした物を拾う、ドアの開閉をする、指示された物を持ってくる、不測の事態に助けを呼びに行くなど、 日常生活を助けてくれる犬です。ユーザーは可能な限り自分で介助犬の世話を行い、互いに支え合いながら日々の生活を営んでいます。 |
聴導犬は、耳の不自由な方に音を知らせて生活をサポートします。赤ちゃんの泣き声、FAXの呼び出し音、ドアのチャイム、目覚まし時計の音、警報機など、生活をしていく上で必要な音を覚えます。
離れた所で音がした場合でもそれをユーザーに教え、音源まで誘導します。また受付の順番待ちの時に鈴を鳴らしてもらうことで、名前が呼ばれたことを知らせる仕事もあります。 |